今年の抱負的なもの

本ブログを見てくださっている貴重な(奇特な?)皆様、お越しいただきありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。新年1回目のブログとして何を書こうか迷いましたが、今年の抱負みたいな青臭いことを書いてみようかと思います。

私は事務所の経営にあたり年商をいくらまでにする、とか利益をいくら出す、と言った目標は特に立てていません。税理士としてはいかがなものかと思いますが、あまりそこには興味が無いので。で、目標にしているのは従業員がある程度の人数がいて、定着率も良く、仕事はきちんとやりつつも和気あいあいとした雰囲気の事務所にしていきたいと思っています。

今のうちの事務所は時折お手伝いに来てくれる方が1名いるのみで、毎日来てもらっている状態にすら行っていません。設立時に立てた目標として、1年目は私一人、2年目は事務員を一人増やし、その後1年毎に一人ずつ増やしていくというのを目標としていました。

1月時点で開業してから1年4ヶ月ですが、あと8ヶ月で毎日仕事に来てもらえる位に仕事を増やしたいなと思っています。今後しばらくは確定申告等で実務が忙しくなりますが、落ち着いたら営業活動を再開しないとですね。

抱負というにはあまりに漠然としてますね(汗)。こんな感じですが今年も頑張っていきますので今後とも宜しくお願い致します。

沖縄に巡回訪問してきました

先日、沖縄のお客様のもとへ訪問巡回してきました。

関与するようになってからもうすぐ1年なのですが、普段は社長が東京にいらっしゃる際に打ち合わせをしてきたのですが、今回はわたしの方からお伺いいたしました。

会計処理等はネットや電話のやりとりでなんとかなるのですが、作業の現場・在庫の状況・仕入先とのやり取り等を実際に見せて頂いた事で、色々とアドバイスをさせていただいたり、逆にこちらも勉強になった点が非常に多くありました。

お伺いしたのは琉球ガラスや沖縄陶器を通販している会社なのですが、仕入元の焼き窯やガラス工房にも連れて行って頂き、沖縄陶器の特色やその成り立ちなども教わる事ができ、有意義な訪問となりました。現状の問題点等も浮き彫りになり今後の成長にむけた道筋が見えたかなと思います。

またこちらも沖縄の海や自然に癒やされてきたので、もっと沖縄のお客さんを増やして年に3回くらいは訪問したいところです。

やちむん(沖縄の陶器)や琉球ガラスをお探しでしたら琉球カフェをぜひご利用下さい。

the 東京湾岸・起業家交流会2013

本日(平成25年11月12日)お台場のテレコムセンターにて開催されているthe 東京湾岸・起業家交流会2013に、ブース出展しております。

今、基調講演中なので皆さんそちらに集まっているところなのですが、起業家の皆さんが数多く訪れていて非常に熱気がありますね。出展ブースも面白い技術がたくさんありまして、お隣は自分の生体リズムから世界で1つだけの音楽を作り出すソフトであったり、今流行の3Dプリンターなんかもあり、新しい技術を色々と眺めて楽しんでいます。

今年が初めての試みのようですが、今後も定期的に開催して日本のベンチャーが盛り上がっていけばと思います。そしてわたしのブースも盛り上がればいいなと思います(泣)

イデミスギノ

今時間が2時間ほど空いてしまったのでイデミスギノという銀座のケーキ屋さんでケーキを食べています。食べログなどでも長年上位をキープしている人気店なのですが、平日に銀座に来た時には時々食べに来ます。

アンブロワジー 「神々の食べ物」という意味らしいです

アンブロワジー 「神々の食べ物」という意味らしいです

ここのお店は持ち帰りの出来ないイートイン専用のケーキがいくつかあるのですが、海外のコンクールで優勝したアンブロワジー(右写真)なんかも店内専用なので、せっかくなら店内で食べていこうという感じになります。

経営的な観点から言えばこうすることでお客の何割かは店内に誘導できて喫茶エリアを有効に埋めることもできるので上手いやり方といえるでしょう。こちらのお店の場合持ち帰りができない理由が「溶けてしまうため」ということなのです。ムース系が多いこのお店ならではといった感じですので、他の店舗で同じやり方をするには理由付けが難しいかもしれませんね。

その弊害とも言えるかもしれませんが、ここのケーキはムースば殆どで、新作が出てもやっぱりムースなので正直言って飽きます。口の中で溶けていく感じは繊細でとても美味しいのですが、ちょっとは変化を付けてほしいというのも正直なところ。

こちらのシェフの弟子だったという自由が丘のパリセヴェイユの方が、食感にアクセントがあったり変化が楽しめるので個人的には好きです。

税理士向け営業セミナーに参加して

先日、税理士向けの営業セミナーに参加して来ました。

全部で3部あり、第1部はWEBマーケティング、第2部は金融機関の借入交渉、第3部は開業税理士向け、と言った内容でした。

Webマーケティングはご本人がWEBを活用して実際に売上を上げているのが良く分かり、実例を交えながら何故そういうやり方にしたのかを具体的に説明し、第2部は元銀行マンが借入の審査の現場を明かしながら交渉手法を説明してくれて、とても為になるものでした。

問題は第3部のセミナーなのです。50過ぎの税理士が開業税理士向けという漠然としたテーマで話をしたんですが、酷い内容で聞いていてイライラしてくる程でした。お年寄の先生にありがちな自慢話を何度も繰り返し、しかもそれが明らかな法螺話なのです。

「お客さんは毎年に100件~200件と増えて今は何千件もあります。しかも解約は年に1件あるかないか。うちのやり方でやれば調査なんて年に2~3件程度しかありません。従業員も毎年4~5人採用してみんな幸せに働いていて辞める人なんていません!(中略)従業員数は今18名です。」

あれ??開業して30年以上経っているのに人数おかしくないですか?その顧客数をその人数で回せるんですか?と思いつつもまぁ自慢したくてしょうがないだろうと聞き流していたんですが、この後にこの税理士さんの売上の増やし方を伝授して頂きました。

「他の税理士からうちに乗り換えた場合、最初の年に前の税理士のやり方で作った申告書とうちの申告書の2つを作ります。そしてどれだけ節税できたかをお伝えします。うちのやり方なら100万~200万くらいはすぐに節税できます。そしてその節税額の半分を請求したらみんな喜んで払ってくれるんです。だから解約なんて無いんです。」

この税理士さんのお客は大半が不動産所得の個人とのことでした。個人の不動産所得で200万~400万の所得を減らすのは難しいので、消費税の節税かな、と思いつつ聞いてみたところ次のような話でした。

「1つは小規模企業共済に加入してもらいます。2つ目は青色申告控除で65万を控除します。3つ目は減価償却の耐用年数を減らしたり定率法をに変えます。これをやればすぐに100万は節税できます。お客さんは節税できてうちは売上上がってどっちも幸せです!」

え・・・それをやってお金もらうんですか?と正直驚きました。小規模企業共済は公的制度であり節税の効果はありますがこれで報酬をもらうようなものでは無いと思います。年金基金や付加年金を勧めてその節税額から上前をはねるようなものです。

青色申告控除については記帳することを条件に控除ができるものなので、記帳代行の報酬の代わりということであればこれはありでしょう。別途報酬を貰っていたなら論外ですが。

最後の減価償却の変更については節税とは言わないものです。減価償却費を増やすことで確かにその年の所得は減りますが、その分将来に償却できる金額が目減りすることになります。要は将来の経費を先取りしているだけであり、税金が減った分将来の税金が増えることになるのです。ましてや累進課税であるためトータルの税金はむしろ増える可能性すらあります。それに対して節税できた年だけそこから報酬を取るというのは、相手に知識がないことを利用して搾取しているといっても過言ではないでしょう。

そもそも節税というのは税理士にとっては当然の仕事であり、複雑なスキームを使ったものはともかく、この程度の節税案で別途報酬をもらうようなものでは無いと思っています。当事務所は目先の利益にとらわれず本来やるべき事を行っていきたいと考えております。

SEOセミナー

当事務所が入居しているthe SOHOにてSEOセミナーが開催されたので参加してきました。(SEOとはgoogle等で検索をした時に検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫する技術やサービスです。)

このブログや本体のホームページは直接お会いした方へ事務所の紹介が主眼でありますが、インターネット経由でのお問い合せ目的でもあります。ですのでSEOも自分なりに取り組んでいるのですが、なかなか成果が出ていません。課題として次の3つがあるかなと思っています。(素人なので見当違いはご容赦ください。)

1.ターゲットとする検索ワードの選定

どういったワードで検索した時に上位に出て欲しいか、という点ですが「東京 税理士」「節税」「相続 税理士」等といったようなワードでは競争率が高く上位はおろか100位にすら入りません。そのため当HPでは「大田区」「品川区」「顧問料」「税理士」といったワードをターゲットとしています。最近は少し順位も上がってはいますが、より最適なキーワードがあるのではないかと模索しています。

2.技術的な手法

HPの記述方法やサイトの構成、内部・外部からのリンクの貼り方等により順位を上げる方法なのですが、知識や経験が必要な部分になります。以前であれば他のHPからのリンクが多く集まるサイトが有用なサイトとされていたため、大量にHPを作ってリンクを目的のサイトに集めることで比較的容易にに順位が上がったようです。しかし検索エンジンのアップデートによりそうしたサイトが突然圏外に落ちたりしたようで、下手なやり方をして逆効果といったこともあるようです。今回のセミナーではここを聞きたくて参加したのですが、概念的なお話だけであまり具体策は聞けず残念でした。

3.コンテンツの拡充

頻繁に更新してページを増やしサイト全体の記述量を増やしていくことで、検索エンジンからの評価も上がり、意図せずにいろいろな単語に引っかかりやすくなるため、最も友好とされているようです。知識も不要でまめに記事を作成すれば良いだけなのですが、なかなかそれができていませんでした。今回のセミナー等でもコンテンツ不足と内容への指摘を頂きました。近いうちにコンテンツを作成して更新したいと思います。